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味守りプロジェクトコラム。担当者大城裕子さんのインタビュー。「消費者が積極的に『自分の好きなお店』を応援する」新たな「中食」の形を提案するプロジェクト。衛生管理を見える化し、待たずに買えるサービスと連携し、SNSでの顧客とお店のコミュニケーションをお手伝いして、飲食店のテイクアウト販売のお手伝いをする。
衛生管理で飲食店の新型コロナ対策を応援するプロジェクト。
「衛生管理の見える化」「待たずに受取り」「SNSでのお店とファンの情報交換]を徹底し、それぞれのお店のファンとお店をつなぐ仕組み。
このプロジェクトを通じて、飲食店での「テイクアウト・物販商品の安全確保」と「小規模飲食店の新たな営業方法の確立」を模索する。
プロジェクトへの思い
「本当は今日、衛生管理の勉強なんかしたくない人、手を上げてください!」
大城が担当する衛生管理の勉強会では、必ず最初にこの質問をする。自分がパティシエだったからこそ、「こんなことしてるヒマがあったら、1食でも多く作りたい。」というパートさんや現場社員の気持ちがわかる。
「現場はモノを作ることこそが役割」という気持ちは今でも変わらない。ただ、衛生管理の重要性が身に染みているからこそ、できるだけ笑顔で、かつ緊張感を持った仕事をしてもらうように、現場のパートさんたちの気持ちに寄り添いながら、衛生管理の大事さを伝えたいと思っている。
現在、HACCP推進事業部の大城裕子は、県内の有名菓子店、ブランドスイーツショップを経て、2018年に株式会社クロックワークに入社した。
現在は、中小規模の食品工場、飲食店のHACCP導入支援を行っている。彼女の強みは、「製造現場に立ち続けた経験」だ。
プロジェクト担当を申し出た理由
【写真】上司(大兼久)を差し置いて、どこから食べるか夢中になる大城さん
食べることが大好き
大城は、プライベートでは二児の母であり、食べることが大好きな「がちまやー」だと笑う。上司から、「食べることが大好きなら、「好きなお店の味を守る」このプロジェクトを担当してみないか」と誘われた時に、「やります!」「自分には、「守りたい味」がたくさんあります!」と即答した。
このプロジェクトで、自分の好きなお店の味が守れるなら、昔の職場と同僚を守ることができるなら、担当するのは自分しかいないという気持ちがあるからだ。